2025年10月下旬、北海道苫小牧市樽前のキャンプ場で、宿泊客がヒグマ1頭を目撃したとして一時避難。キャンプ場は当面の間、安全確認のため閉鎖されることが発表されました。

出典:exciteニュース(共同通信)


■ 出没現場と状況

現場は苫小牧市樽前のキャンプ場。宿泊していた利用客が夜間にヒグマを目撃し、すぐに管理棟へ連絡。その後、全宿泊客が避難し、職員が安全確認を行いました。幸い、ケガ人などは出ていません。

北海道では例年、秋から初冬にかけてヒグマの出没が増える傾向があります。食料を求めて人里やキャンプ場に現れるケースもあり、特に2025年はドングリの実りが少なかったため、活動範囲が広がっているとみられています。


■ キャンプブームと“自然との距離”の再確認

コロナ禍以降、アウトドア人気が続いており、北海道でもキャンプ需要が高まっています。ですが、その一方で、野生動物との距離が近づきすぎるリスクも増しています。

キャンプ場によっては、ゴミ処理や食料保管の徹底が不十分な場所もあり、ヒグマを引き寄せてしまうことがあります。今回のニュースは、キャンパーにとって「自然と安全のバランス」を考え直すきっかけになりそうです。


■ ヒグマ対策チェックリスト

  • 夜間の食料やゴミは必ず密閉・車内に保管
  • 調理後の匂いが残らないよう、焚き火跡・調理器具を清掃
  • 就寝前に食べ物をテント内に置かない
  • 出没情報を事前に確認(自治体やキャンプ場のSNS)
  • 万が一の遭遇時は、背を向けずに静かに後退する

また、ヒグマ対策スプレーを携帯しておくことも有効です。ただし使用には正しい知識と距離感が必要なので、事前に安全講習や動画などで扱いを確認しておくと安心です。


■ まとめ:自然を楽しむには「準備と意識」が不可欠

ヒグマとの遭遇は決して他人事ではありません。今回の苫小牧の件は、自然の中で遊ぶことは“リスクと隣り合わせ”であることを改めて示しています。

キャンプをより安全に楽しむためには、情報収集・装備・マナーの3つが大切です。安心して大自然を満喫するために、今一度自分のキャンプスタイルを見直してみましょう。


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